"転勤や家庭の事情によって引越しをすることになった時、持ち家ではどうしても気軽に引越しをするワケにもいきません。
しかし賃貸物件でしたら、最低限の手続きと荷物の移動だけで気軽に引越しをすることが出来るのです。フローリングやユニットバスなどといった各部屋の設備は当たり前のこと、屋内駐車場などの敷地全体の設備も物件情報に公開されています。
様々な設備が完備されていたとしても、不動産屋の賃貸情報には掲載されていないこともあるので、現地へ足を運んで自分の目で確認をするようにしましょう。

 

賃貸物件の情報を全てチェックしていくことによって、一度にいろいろなことを把握することが出来ます。
例えば、これから新しく家族が増える予定があるのでしたら、近所に産婦人科の有無などの確認をしておくことが大切です。
賃貸契約の期間や更新料が有るか無いのか、そしてその金額、敷金・礼金の金額、さらには火災保険料の有無や金額などの情報も知っておきましょう。
これらが記載されている資料にしっかりと目を通し、貴方の月収と初期費用分を考慮して契約を進めていくようにしましょう。"



様々なチェックポイントのある物件探しブログ:08-4-21

2週間前、全く連絡のなかった父親から
突然、電話がかかってきた。

電話の向こうから
酔いに任せ怒鳴る父親の声が響いた。
「ママをどこにやった!」

…頭がクラクラする。
立っているのが精一杯で、
ボクは受話器を握る手に必死の力を込めた。

「知らないものは、知らないとしか言えません。…失礼します」と、
ボクは事務的に振舞ったが、受話器を持つ手はガタガタと震えていた。

電話を終えた直後、ボクは激しい嘔吐に襲われた。
溢れ出る涙と、遠い記憶の中でそのままうずくまり、
しばらく立ちあがることができなかった。

家族という枠の中で、
幼いボクは息をひそめているのが精一杯だった。
死に怯え、生きていることが怖く、
眠れない夕方を幾度となく過ごした。

父親とママは20年前に正式に離婚している。
それでも父親は家に出入りしては
ビールを飲んで暴れていた。

10年前からは、ママは心を病んでしまった。
何も手につかないパニック障害とうつ病と診断された。

入退院を繰り返しながら、
現在は病院に隣接する施設にお世話になっている。
長年にわたり溜め込んだストレスに、心も肉体もに疲れている。
ママを父親と会わせる訳にはいかないのだ。

「お前を産むつもりはなかった。
父親に強引にされてできたお子さんだ。おろすわけにいかず産んだだけ」
売り言葉に買い言葉で言ったのかもしれないが、
ママが発した一言が今でも忘れられない。

「お前は父親にそっくりだ」とママに言われる度に、
肉体の中に流れる血を全部捨てたい衝動にかられた。

…それでも、
ボクは、父親の陽に焼けた顔とごつごつした手が誇りで、
ママの歌ってくれる歌が安らぎだった。

そんな日が確かにあって、
今もどこかで父親とママを心から憎むことができないでいる。